前半

さあ第1回目の放送が始まりましたけど、
兄の丹下工です!
 
FMふくやまでは、5,6年かな、
お世話になってて、ちょっと朝の番組とかも
させていただいたりとか、
 
今、福山港で牡蠣小屋をしたりとか、
ちょっとフルーツサンド、
「元町フルーツ」って屋号で売ってみたりとか、
 
僕基本福山で活動してて、
出身は大も、弟の大もそうだし、
僕もそうだけど神石高原町ということで、
 
次は弟の大のことについて、
まー自己紹介じゃないけど。

そうだね。
 
小学校6年まで神石高原町にいて、
中学校は神辺中で、高校は府中高校に行って、
 
サッカー部でサッカー楽しくやらせてもらって、
僕の年代だと有名なのは若井くんって子が。

サンフレッチェにいた子でね。

サンフレッチェにいた、
有名だったかな、同級生。
 
で、その後、大学は同志社大学に
行っちゃったんで。
 
18までかな、今で言う福山市に住んでいたのは。

そうですね。

昔はね、福山郡神辺町ってのが。

そっかそっか。

2000年に社会人で、東京の会社で働いて、
コンサルティング会社だったんだけど、
で、元々会社を創りたかったから、小学校6年生の時の夢で。

で、2000年から2005年まで
サラリーマンをやって、
 
2005年に「SHIFT」っていう
僕が今経営している会社を1人で創って、
 
最初はコンサルティング業をやったんだけど、
たまたま某ECサイトの会社から、
ソフトウェアテストっていう
バグを見つける仕事をやってほしい、
コンサルティングしてほしいって言われたんで、
 
コンサルしたら、これすごいいい、
マーケットがデカいなと思って、
僕の能力が活きるなと思って、
 
それで思いっきりやったら、
2014年かな、
にマザーズって言うところに上場して、
2019年に1部に鞍替えして、
で、今プライム市場って言うところ、
1部というか、1部と一緒だけど、
 
上場企業を経営していて、
今従業員で言うと8000人、
売り上げで言うと650億ぐらいって言う会社を、
今東京で経営させてもらっているという感じ。



ですよね?去年かな?神石高原町に、
僕たちが通った保育所の建て替えというか、
その耐震工事とかもあるし、
 
建て替えなきゃいけんしみたいなところで、
4億円寄付したのよね?

4億円寄付した。

元々入江町長とFacebookでつながってて、
で、入江町長が
「神石高原町の保育園が老朽化してて、
予算がなくてどうしようか。」と悩んでると。

で、見た。
それを上げてるのを見たよね。

見た。

で、見て、僕が40年ぐらい前
に通った保育園だったから、
 
その時の思い出、保育園の先生たちに
お世話になったりとか、
町にお世話になったりとかして、
育ててもらったから、
 
だったら建て替えの費用、
僕で出させてもらえませんか?
 
って、町長に連絡して、
 
4億円寄付、去年かな?一昨年かな?
寄付させてもらったって言うのが、
神石高原町とかかわろうと思ったきっかけかな。

もう着工に入っているもんね。

そうだね。
 
ちょうど建てる予定地のところの
贈呈をしていて、
 
で、この秋ぐらいに建つんじゃない?
 
で、保育園もやっぱこう、何だろう、
神石高原町って、標高500mぐらいかな?
寒いところだから、
やっぱり床暖房、全部敷いてもらって、
 
で、デザイン、建築家はやっぱりこう、
本当に機能的にやっぱこう、現代建築になって、
みんなが来たいと思えるところが重要だから、
 
東京ですごく有名な、
世界的にも有名な「坂倉建築研究所」って
といところにお願いして。
 
で、そこはね、
NiziUのおじいちゃんがやっているんだけど、
お父さんはZeebraっていうDJの人なんだけど、
そのお父さんがやってて、
 
そのお父さん、元々坂倉準三という、
一番有名だった建築家は、
丹下健三と並ぶぐらいって。
 
1910年ぐらいにパリ万博ってのが
あったんだけど、それの日本館を
設計した超有名な人だった。

なるほどね。

で、ル・コルビュジエってのが、
建築業界で超有名なんだけど、

もう超有名な建築家も
神石高原町につないだってことね。

そう。
 
で、神石高原町をやっぱこう、
これから変えていくのに、
町の住みやすさも含めて、都市計画が重要で、
 
どういう人たちが住んで、
どういう風に要は町が楽しくなるか、
住みたい町になるかって重要だから、
 
それはそういうね、
ル・コルビュジエの弟子だった人とか、
やっぱそういう建築って言うのは
都市計画だから、
 
そういうのを巻き込んで、
町を変えたいなと思ったんで、
そういう人に携わってもらっている。



なるほどね。
 
それで、神石高原町と結構深く、
いろんなお話をさせてもらったりとか、
現状を調べてみたりとかしながら、
これヤバいんじゃない?
 
ってのも出てくるよね?

そうそうそうそう。
 
だから、1740自治体、
日本にはあるんだけども、
 
人口だと1220番目だし、
8000人しかいなくてね、
出生するのが30人から40人でしょ?毎年。
子供が生まれるの。
 
で、毎年200人ぐらい、
残念ながらお亡くなりになっているから、
170人ぐらい減っているわけ。

単純計算で行くとね。

単純計算。
 
で、ザクッというと、
4,50年でもしかしたら
消滅しちゃう町なんでね、今は。

何もなければって言う話よね?

何もなければ。
 
それはやっぱ僕も兄もそうだし、
うちの両親も育った街だから、
 
やっぱりこの町が無くなるって言うのは、
僕らにとってアイデンティティーが
無くなるのと一緒だから。

そうよね。

何とかしたいし。

でも、これ、ぶっちゃけさ、
町づくりするってさ、
かかるもんはいっぱいかかるじゃん?
 
で、いっぱいかかるんだけど、
みんなやりたいことがあっても、
先立つものが無いから、
結局みんな行政に頼っちゃうのよね。

そう、頼っちゃう。
 
で、特に日本の場合は、
地方交付税っていうのがあって、
6割・7割は国からお金をもらって、
ほぼすべての自治体が成り立ってて。
 
要するに国が金出してくれないと成り立たない。
 
で、神石高原町にいたっては、
税収が10億円なんだけども、
8000人しかいないからね。

そうよね。

その町を運営するのに、
費用が120億円、年間かかっているわけですよ。

じゃあ、その差額の110億円はどうしてるの?
って言う話よね。

そうそう。
 
それは国からもらっている。
だから、毎年赤字。大赤字。
 
ってことは、日本がつぶれちゃうと、
神石高原町も連動してつぶれちゃうのね。

でも、それは嫌よね。
やっぱり故郷って言い方が正しいのか
分からんけども、僕たち育った街だしね。

そうそうそう。
 
だから、それは逆に言うとね、
神石高原町救えたら、
日本が救えるかもしれないとかって。

これで、ビジネスモデルじゃないけど、
町づくりモデルを作ってしまえばってことよね。

そう。
 
で、今までは国から支えられて、
国の助成金をみんな取りに行ってたんだけど、
国自体が今ね、稼げてないから、
借金も1000兆円あるしね。
 
それに寄ってたかって、
みんな借金増やしてもしゃーないので、
民間の力で何とかしようということで、
 
助成金は通るけどね、
いろんなややこしいこといっぱい
やらないといけないから、
 
そうじゃなくて、民間のお金だったら、
気持ちよく進められるかなと思って。

そうだね。



たまたま僕はSHIFTっていう会社を創業して、
SHIFTの時価総額が今3600億ぐらい
あると思うんだけども、
それのうちの35%とか持っているから、

大変な金額(笑)。本当に僕の弟か?

びっくりだね。
俺もね、分かんないけど、
個人資産としては1200億円持っているから、
もうそれをぶっこもうと。神石高原町のために。
 
だから、町の人がどう思うって、
町の人が悪いわけじゃないし、
やっぱこれは日本の仕組みだから、  
で、やっぱりこう、助成金だと、
いろんな紐づきがあって難しいこともあるし、
許可を取らないといけない、
 
でね、やりたいことも出来ない。
全員の住民の声を聞かない。
 
だけど、僕はもうこれ以上
儲けたいってのは無いんですよ。
はっきり言って。

まあ普通にごはんが食べれるもんね。

そう。
普通にごはん食べれるし、
これ以上僕のお金を増やしてもしゃーない。
 
だから、生まれた町にとにかく貢献しようと。
で、アイデアはあって、
やっぱり地元で育ててもらったんだけども、
その東京で働いているわけだから、
ほとんどの税金は
東京で使われちゃうわけで、僕の。

そういうことよね。

そう。
僕のお金も、結局は神石高原町とか
広島県が育ててくれたのに、
ほとんどが東京で落ちてるわけだから、
やっぱり神石高原町のために
何かをしたいなっていうのがきっかけ。

神石高原町が、
もしこれ、町づくりで成功すれば、
同じことを各地方自治体がしていけば、
日本が良くなることを考えれば、
ここやるしかない話よね。

やるしかない。で、僕はまだ48だから、後ね、
40年ぐらいは生きれると思うんだよね、多分ね。

いけるじゃろ?多分40年あれば出来るよ。

出来るよね?

だって、時価総額3600億円の会社を15年?

17年。

で、創り上げているわけでしょ?

そうだね。

神石高原町のために、ちょっと。

倍の時間かけれるからね。

そういうことよね。



なので、そういうことも含めて、
とにかく町のために。
 
町の人の雇用も生む。
町の人たちが喜ぶことをやる。
その町が出来て、町として日本中に広がれば、
 
で、逆にいろんなことをやるから、
もしかしたら失敗する事業もあるかもしれない。
 
だけど、それはね、
お金を使ってみないと分かんないことだから。

そうよね。

お金を使って、
これはやっちゃいけないんだって言うのを、
他の日本の自治体が見てくれればいいわけで。

なので、この番組で僕たちの想いと、
どういう行動をしていくのかを
聴いてもらいうラジオができればいな、
 
という思いででこの番組をスタートさせました。
 
なのでまずはね、
FMふくやまなんで、備後地方、
神石高原町を含めた備後地方から、
 
僕たちの想いそして実行を
見ていただければなと思います。

ということなので、
これは聴いている人たちが、
福山市を中心に50万人ぐらいいるはずなんで。

そうですね。

これから神石高原町を面白くなるよ!と、
よく分からんけども、
寒いところで何もない町なんじゃないの?
って思われてるけども。
 
そのね、バイデンさんが
神石牛を食べるぐらい、運が今来たから。



そう。とりあえず毎週金曜日のこの時間に、
この番組を聴いていただいて。

そう。もしかしたらね、
関わったら面白いんじゃないかと、

思う方がいれば。

神石高原町に。

で、僕たちに対しての意見とか質問とか、
そういうのを是非。
 
ハッシュタグ作ったからね。

そう、ハッシュタグ作った。
ハッシュタグ、何だっけ?

ひらがなで「どや」で、漢字で「神石」。  
「どや神石」。

どや神石。

これハッシュタグで、Twitter上げてもらうと、
僕たち全部意見を見ますんで。

なので、もしかしたら、
もう何十個も何百個も
会社を創るかもしれないから。
 
一緒に働く仲間を僕らは求めているし、
一緒に企画する仲間を求めているわけだから。

僕たちも万能じゃないんで、
皆様のアイデアも聴きながら、
おぉそれいいじゃんみたいな。

それいいじゃんみたいな。

そういう風になっていければいいなと思います。

いや、本当そう思う。
じゃあ、記念すべき第1回。

いやぁ、記念すべき第1回、
後半にスペシャルゲスト呼んでいますから。

おぉ、素晴らしい!

じゃあ後半、
8時15分ごろからお送りいたします!

どやっ!神石高原